新築住宅のマイホームと中古住宅のマイホーム、それぞれのメリットを解説
マイホームの購入は多くの家庭にとっての大きな夢と言えます。中には購入に向けて資金を貯めている家庭もあるでしょう。
マイホームとして住宅を購入しておくことには様々なメリットがあります。住宅ローンさえ完済してしまえば、毎月の家賃を支払わずに住み続けることができます。それだけではなく、老後など収入がなくなって困った場合は、売ったり貸したりすることで収入を得ることができます。子どもや孫がいれば、財産として相続し、生活をサポートできます。
このようなメリットを考えた場合、いずれは賃貸暮らしをやめ、マイホームを購入することをおすすめします。
マイホームとして購入する住宅には、新築住宅と中古住宅があります。これらは異なるメリットがあるため、以下で紹介します。
新築住宅のメリット
新築住宅は、外装や内装、設備などの劣化を気にせずに購入できる点がメリットです。また、より家庭に合わせた設計で家を建てる「注文住宅」を選ぶこともできます。
注文住宅は、発注後に建築がスタートする住宅のことです。ハウスメーカーによっては、間取りや設備などの設計に変更を加えることができるため、例えば吹き抜けを作ったり、気密性を高めたりと、希望通りのマイホームを手に入れやすいです。
誰も住んだことがなく、部屋や設備が未使用なので、しばらくメンテナンスが必要ない点もメリットと言えるでしょう。
新築住宅がおすすめの人は?
新築住宅は、マイホームを購入するために充分な資金を用意できる方におすすめです。マイホームを購入する際は住宅ローンを利用できますが、借りられる金額は収入によって決まります。収入が少ない場合、新築住宅を購入できるだけのローンを借りられない可能性が考えられます。そういった心配がなければ、新築住宅はおすすめです。
家に対してのこだわりが強い方も、新築住宅のほうが向いています。特に注文住宅がおすすめです。購入費用こそ高額になりますが、デザインや構造、設備など、様々な部分にこだわりを詰めこんだ家を建てることができます。自由度の高い家づくりを売りにしているハウスメーカーを選び、施工を依頼しましょう。
中古住宅のメリット
中古住宅は、新築住宅より安価な価格で購入しやすい点がメリットです。築年数によるものの、新築より2~5割ほど購入価格を抑えられます。浮いた資金をリノベーションやリフォームに費やせば、新築の注文住宅よりお得に、希望通りのマイホームを手に入れることも可能です。住宅の購入にかかる費用を抑えることで、土地代の高い地域にマイホームを持つこともできます。
新築住宅に比べると需要が少ないため、空き家が多く、希望した地域にマイホームを購入しやすい点もメリットです。
中古住宅がおすすめの人は?
中古住宅は、土地代が高い地域に安い価格でマイホームを購入したい方や、比較的抑えた値段で希望通りのマイホームを手に入れたい方におすすめです。最近は比較的築年数が浅く、きれいな中古住宅も多いので、場合によってはメンテナンスをしなくても生活に困らない場合があります。身内や友人にリフォーム関係の仕事に従事している人がいれば、リノベーションやリフォームにかかる費用も相場より安くなることもあるでしょう。そういった方にもおすすめです。
住宅の情報を提供している不動産会社の多くは新築住宅をメインに取り扱っていますが、しあわせホームのように中古住宅をメインに売買・仲介している会社もあります。このような不動産会社に住宅探しをサポートしてもらうことで、希望通りの中古住宅を見つけやすいです。
マイホームの購入は、一生の中でも特に大きな買い物と言われます。家のデザインや性能、購入にかかる費用など、様々な観点で考えて、購入する住宅を決めてくださいね。